大船渡の観音像とプリザーブドフラワーの関係
まずは1枚の写真を。
「高田松原被災松使用 白衣観音像
2012年10月 木彫刻工房五葉舎 佐々木公一制作」
この観音像は震災でたった一本残った松、いわゆる「陸前高田の一本松」で作られた観音像なのです。
なぜ、観音像の話題なのかというと、実は観音様が手に持っているお花が見えますか?
拡大してみました。
ツバキを持っているのです。
観音様作られた場所はやはり被災地の大船渡市。
大船渡はツバキ祭が毎年行われるなどつばきが有名です。
この彫刻家の方が観音様に「つばきを持たせたい」ということで、地元で震災前につばきのプリザーブドフラワーを作っていた方にお話がいったそうです。
つばきを作られた方も被災しており、いったんは断られたのですが、一本松で作った観音像に対する思いや周囲の熱意に負けて作る事を決めたそうです。
そして、このつばきを作ったプリザーブドフラワーの制作液が花大学で販売しているプリザ液です。
ツバキはちょっと咲いてしまうとすぐにお花が落ちてしまうので、タイミングが難しいお花です。
品種も色も沢山あるので必ずうまくできるとは言えないのですが、そのチャレンジは素晴らしいです。
ぜひともこういう事で被災地が元気になっていくといいですね。
写真を送っていただいた大船渡のUさん有り難うございます!
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