ちょっと真面目なハーバリウムオイルの話

少し前に母の日がありましたね。

東●ハンズなどに母の日向けのハーバリウムが多く並んでいました。
しかしながら、正直残念な感じのハーバリウムの多いこと。。

こんなのみたらハーバリウム買う人も作る人もいなくなっちゃうなって、思ってました。
オイルが何か汚くなっているのです。なんかこれ売り物にしていいの。。的なくらいに。

ハーバリウムオイルってオイルっていうくらいなので、油の仲間なのです。
それで、よくお問い合わせいただくのがプリザーブドフラワー制作液の溶剤(油性)の色がハーバリウムオイルに出ないかってことです。
こればかりは試してみないとわかりません。

その結果を少しご提供しましょう。

写真をご覧ください。

harbarium20190524.jpg

3つのハーバリウムボトルに青いデンファレが入っています。
らくらくプリザ液のブルー(溶剤)で染めたデンファレです。

よく見ると真ん中のオイルが少し青いですよね。
これオイルにプリザの色が出ているのです。
これは2年前くらいに販売していたハーバリウムオイル(引火点250度)です。

しかし、両側は色がオイルに出ていません。
ちなみに左側が現在弊社で販売しているシリコーンオイル、右側が温度が現在弊社で販売している262度の流動パラフィン・ミネラルオイルです。

ここでいえることは安いオイルや引火点の低めのオイルを使うと色が出る可能性があります。

さらにこちらで試しているなかでドライフラワーを使っても安いオイルなどは黄色や緑の色が出ています。
どうやらお花に残っている葉緑素がオイルに溶け出すらしいです。

真面目な話、シリコーンオイルや最新の引火点が高めのオイルを使うことにより、長い間ハーバリウムを楽しむことができます。
同じように残念な感じを持っている方々、オイルを変えてもう一度作ってみてくださいね。